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乳腺症は乳腺疾患の中で
もっともよく見られる疾患で、
珍しい症状ではありません。
また、乳腺症にかかっていたとしても
母乳の分泌量に変化はありませんから
母乳育児を選択しても何の問題もありません。 |
乳管や乳腺が硬化する為に起こる疾患で30代〜40代の女性に多く見られます。
乳腺症を発症しやすいのは、
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のバランスが崩れて
エストロゲンが過剰になった時です。
しこりは乳房の片側にのみ見られることもありますし、両方にできることもあります。
乳房の皮膚表面が凸凹していて、しこりとその周りの皮膚の境界がはっきりしません。
これは乳がんの症状にも似ていますから、
自己判断はまず無理ですので、乳腺外科での診断が必要です。
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母乳育児はとても素晴らしいことです。
しかし、食べるものに制限がかかったり、
風邪を引いても薬を飲むことさえためらってしまったりと
とにかくストレスがかかるものです。
また、母乳が詰まって乳腺炎にかかることもあります。
※乳腺症とは別ものです。
それでいて乳腺症にまでかかったらストレスの塊になってしまうかもしれません。
マイナス面だけピックアップしてしまいましたが、
母乳育児にはこれらの境遇に耐え得る前向きな気持ちが
必要だということをあなたにお伝えしたいのです。
また、乳房の手入れや清潔さを保つことも必須条件だと言えるでしょう。 |
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